2017 年05 月29 日
読書感想文
このブログでも「読み齧り」ということで、何度か利用させていただいた、「自警録 心のもちかた」(新渡戸稲造著 講談社学術文庫刊)である。 読み始めたのが昨年の10月中旬からだから、7カ月近くかかって読み終えたことになる。 正直なところ「分かったようでわからない。所々『良い事だ』と思っている点が、その章なりを読み終える頃には、どうも理解が違っているようだ」と思ったことが何度もある。 そういう意味で過去の「読み齧り」も著者の意図と違っているかもしれないが、勝手ながら「過去は振り返らない」ということにさせて頂く。 でも、明治の人で、なかなか文章も理解できないけれど、敢えて一読をお勧めする。 私の基本的な姿勢は、読書のみならず、過去の勉強でも、現在の学習でもそうだけれど、「100を聞いて(読んで)1を知る」である。 そんな意味で「自分に都合の良い所」だけを「しっかりと」受け止めればいいのではないだろうか。 そういう意味で、無責任で言う訳ではないが、読んだ人にはいくつかの「自分にとっていい所」は必ず発見できる本である。
投稿者:つねちゃん
at 06 :00| 健康
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